人と会っただけなのに
なぜかどっと疲れる日があります。
LINEの返信すら後回しにしたくなったり、
嫌いなわけじゃないのに
「今日は誰にも会いたくない」と思ったり。
それは冷たいわけでも
わがままなわけでもありません。
きっと心が少しだけ休みたがっているサインです。
今回は、
こういう夜のために
そっと寄り添ってくれる映画を10本集めました。
無理に元気を出さなくて大丈夫。
まずは
ひとつ深呼吸するような気持ちで読んでみてください。
人付き合いに疲れた夜は、静かな場所へ戻っていい
人付き合いに疲れたときって、不思議なものです。
ひとりになりたいのに
完全な孤独も少し寂しい。
誰とも話したくないのに、
誰かの気配だけはほしくなる。
なんとも面倒くさい状態ですが
人間なんてだいたいそんなものです。
今回集めたのは、
「人付き合いを頑張る方法」
を教えてくれる映画ではありません。
むしろ、
「今日はもう頑張らなくていいよ」
と言ってくれる映画たちです。
誰かに合わせるのを少し休んで、
自分のペースを取り戻したい夜に。
人間関係の攻略法はありませんが
今夜をやり過ごすための映画ならあります。
1.ロスト・イン・トランスレーション|誰かといても孤独な夜に
人付き合いに疲れたとき、
本当にしんどいのは
「ひとりでいること」ではないのかもしれません。
むしろ
誰かと一緒にいるのに
孤独を感じること。
夫婦として同じ時間を過ごしていても、
子育てがひと段落しても、
周りに人はいるのにどこか満たされない。
そんな感覚に覚えがある人もいるのではないでしょうか。
『ロスト・イン・トランスレーション』は、
そんな言葉にしにくい孤独を
静かに映し出した作品です。
📒『ロスト・イン・トランスレーション』の簡単なあらすじ
仕事で東京を訪れたハリウッド俳優ボブと、
写真家の夫に同行して来日した若い女性シャーロット。
異国のホテルで偶然出会ったふたりは、
それぞれに孤独や迷いを抱えながら
少しずつ言葉を交わすようになります。
恋人とも友人とも言い切れない
不思議な距離感のなかで、
ふたりは束の間の時間を共有し
自分自身の気持ちと向き合っていきます。
👉その孤独を言葉にしなくていいから
人付き合いに疲れているときは
自分の気持ちさえ
よくわからなくなることがあります。
誰かに腹が立ったわけでもない。
大問題があるわけでもない。
それなのに、
なんだか人と距離を置きたくなる。
私はこの映画が昔から大好きです。
見るたびに
「そうそう、こういう気分の夜ってあるんだよな」
と思わされます。
登場人物たちも
自分の孤独をきれいに説明したりしません。
ただ、
少し居場所を見失った人たちの時間が
静かに流れていきます。
人付き合いに疲れた夜は、
自分の気持ちを
整理しようとするだけでも
疲れてしまうもの。
この映画を見ていると
そんな気持ちまで
無理に片づけなくていいような気がしてきます。
「まあいっか。答えが出てこなくても。無理しない、無理しない」
そんなふうに思える夜があっても
いいのかもしれません。
今日は誰とも話したくない。
そんな夜に、私が真っ先に思い浮かべる一本です。
🎬『ロスト・イン・トランスレーション』の配信状況|今すぐ見るなら?
『ロスト・イン・トランスレーション』の主な配信サービス
・U-NEXT(見放題)
・Amazon Prime Video(レンタル)
※配信状況は変更されることがあります。最新の状況は各公式サイトでご確認ください
人付き合いに少し疲れてしまった夜は
何かを解決しようとしなくても大丈夫。
『ロスト・イン・トランスレーション』は
そんな気分のまま
静かに入り込める映画です。
今日は誰とも話したくない。
そんな夜のお供を探しているなら
一度のぞいてみてください。
\ 「そうそう、こういう夜ってあるんだよな」と思ったらこちら /
2.パターソン|静かな日常に逃げ込んでもいい
人付き合いに疲れると
「もっと頑張らなきゃ」
「ちゃんと付き合わなきゃ」
と考えてしまうことがあります。
でもそんな日に必要なのは、
気合いや反省会ではないのかもしれません。
『パターソン』は、
アメリカの小さな町で暮らす
バス運転手の日常を描いた作品です。
毎朝起きて、仕事へ行き、帰宅して、愛犬の散歩をする。
この映画を見ていると
その繰り返しも悪くないような気がしてきます。
人付き合いを頑張ることよりも、
まずは自分のペースを取り戻したい。
このくらい何も起こらない映画がちょうどいいのかも、
って思える夜もありますよね。
📒『パターソン』の簡単なあらすじ
アメリカ・ニュージャージー州の
小さな町で暮らす
バス運転手のパターソン。
毎朝同じ時間に起きて仕事へ向かい、
帰宅後は愛犬の散歩をしながら詩を書いています。
そんな彼の一週間を描いたのが
この映画です。
監督は、
日常の何気ない風景を切り取る名手として知られる
ジム・ジャームッシュ。
主人公を演じるのは
『スター・ウォーズ』シリーズでカイロ・レンを演じた
アダム・ドライバー です。
そして映画好きなら
思わずうれしくなるのが、
俳優の永瀬正敏が印象的な役で登場すること。
淡々と、でも忘れられない映画。
なんとも不思議な魅力を放つ作品です。
👉頑張らない一日にも価値があるから
休みの日くらい
何もしないで過ごしたいのに、
気づけばやることリストばかり増えていく。
片付けもしなきゃ。
買い物もしなきゃ。
積読も減らしたい。
できれば自分磨きも。
考えてみると
休みの日まで結構忙しい。
この映画を見ていると
そんな気持ちが
だんだんどうでもよくなってきます。
今日は散歩した。
コーヒーを飲んだ。
それだけ。
まあ、そういう日も悪くないか。
このくらいの温度の映画が、妙にしっくりくる日もあります。
誰かの正解ではなく、自分の正解を探したくなったら
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🎬『パターソン』の配信状況|今すぐ見るなら?
『パターソン』の主な配信サービス
・Hulu(見放題)
・U-NEXT(見放題)
・Amazon Prime Video(レンタル)
※配信状況は変更されることがあります。最新の状況は各公式サイトでご確認ください
忙しい毎日から少しだけ離れて
自分のペースを思い出したくなったら。
『パターソン』は
そんな夜にちょうどいい温度の映画です。
何か特別なことをする代わりに
今日はこの映画と一緒にゆっくり過ごしてみませんか。
\ 今日は何もしない日にしてみる /
3.かもめ食堂|無理に合わせなくても、人はつながれる
ひとりで過ごしているだけなのに、
どこか後ろめたくなる日があります。
誘いを断った。
LINEを返していない。
最近、人と会っていない。
そんなことを思い出しては
なぜか自分を責めてしまう。
でも、
ずっと誰かに合わせ続けていたなら
少し離れてみる時間も必要です。
『かもめ食堂』は
ひとりでいることを
寂しさではなく、
心地よさとして見せてくれる映画。
「今日はこれでいいか」
そう思える余白をくれる作品です。
📒『かもめ食堂』の簡単なあらすじ
フィンランドのヘルシンキで
小さな食堂を営むサチエ。
おにぎりを看板メニューにしたその店には
最初ほとんどお客さんがやってきません。
それでもサチエは慌てることなく、
自分のペースで店を続けていきます。
やがて少しずつ人が集まりはじめ
食堂には
ゆるやかな時間が流れていきます。
北欧の街並みや
おいしそうな料理も魅力。
コーヒーでも飲みながらゆっくり眺めたくなる作品です。
👉人に合わせなくても大丈夫だから
いつも自分のことより相手を優先。
何を食べたいかより、相手が何を食べたいか。
何をしたいかより、相手がどう思うか。
そんなふうに過ごしていると
自分の気持ちが
だんだん後回しになってしまいます。
この映画を見ていると、
自分の好きなものを大切にしながら
自分のペースで過ごしていいんだと思えてきます。
それは
「ひとりで生きていこう」
という話ではなくて、
「無理をしてまで誰かに合わせなくてもいい」
ということ。
今日は何を食べようかな。
そんな小さなことを、自分基準で決めたくなる映画です。
🎬『かもめ食堂』の配信状況|今すぐ見るなら?
『かもめ食堂』の主な配信サービス
・Hulu(見放題)
・U-NEXT(見放題)
・Amazon Prime Video(レンタル)
※配信状況は変更されることがあります。最新の状況は各公式サイトでご確認ください
人に合わせるのを少し休みたくなったら。
『かもめ食堂』には
急がなくてもいい時間が流れています。
おいしそうなごはんを眺めながら、
今日は自分のためだけに映画を見る。
そんな夜があってもいいのかもしれません。
\ 今日は自分のためだけに映画を見る /
4.アメリ|ひとり時間は寂しさだけじゃない
ひとりでいると
「寂しくない?」
と聞かれることがあります。
でも、
本を読んだり
好きなカフェに寄ったり
誰にも気を使わず映画を見たり。
そんな時間が
案外好きだったりもするんですよね。
『アメリ』は
ひとりの時間を楽しむ才能にあふれた映画です。
人付き合いに少し疲れたとき
「ひとりって悪くないかも」と思わせてくれる作品です。
📒『アメリ』の簡単なあらすじ
パリのモンマルトルで暮らすアメリは、
空想好きで
ちょっと変わった女の子。
ある日
偶然見つけた宝箱を
持ち主に返したことをきっかけに、
人知れず誰かを幸せにする
「小さないたずら」を始めます。
そんな毎日を楽しむなかで、
アメリ自身もひとりの青年と出会い
少しずつ自分の人生と向き合っていきます。
カラフルな映像や
遊び心あふれる演出も魅力。
見ているだけで
パリの街を散歩しているような気分になれる作品です。
👉自分だけの幸せを思い出せるから
毎日やることに追われていると
「好き」より
「やらなきゃ」が増えていきます。
家事に仕事に家族のあれこれ。
もう自分が何をすると楽しいのか忘れてしまって、
心のリハビリが必要だとさえ思えてきます。
『アメリ』を見ていると、
そんなに大げさな幸せじゃなくてもいいんだなと
ボンヤリわかるような気がします。
お気に入りのカフェに寄る。
好きな映画を見る。
ちょっと気分が上がる服を着る。
誰かに評価されるわけじゃないけれど
自分はちょっとうれしい。
そんな小さな楽しみを思い出させてくれる映画です。
🎬『アメリ』の配信状況|今すぐ見るなら?
『アメリ』の主な配信サービス
・Hulu(見放題)
・U-NEXT(見放題)
※配信状況は変更されることがあります。最新の状況は各公式サイトでご確認ください
ひとりの時間が
少しだけ味方に感じられたとき。
『アメリ』は、
その気分をもう少しだけ長く味わわせてくれる映画です。
頑張らなくてもいい時間を
今日はちゃんと自分に渡してあげる。
そんな夜に選びたくなる一本です。
\ 今夜はひとり時間をちょっと好きになってみる /
5.ウォーリー(WALL-E)|孤独の中にも、希望はある
周りに人はいるのに
どこかひとりぼっちな気がする。
そんな感覚を抱えることがあります。
ちゃんと笑っている。
ちゃんと会話もしている。
でも、
本音を話せる相手がいるかと聞かれると
少し考えてしまう。
誰にも心を開けずにいるうちに、
心の開き方そのものを忘れてしまうこともあります。
『ウォーリー』は、そんな孤独を描いた作品です。
ひとりでいることの寂しさも、
人とつながりたい気持ちも、
そのどちらも置き去りにしない
やさしい映画です。
📒『ウォーリー』の簡単なあらすじ
人類が去ったあとの地球で、
たった一体ゴミ処理を続けているロボット、ウォーリー。
毎日同じ作業を繰り返しながら
ひとりで長い時間を過ごしています。
そんなある日、
地球にやってきたロボットのイヴと出会ったことで
ウォーリーの日常は少しずつ動き始めます。
ほとんど言葉を使わないのに
気持ちがちゃんと伝わってくる。
ユーモアと優しさにあふれた
ピクサー屈指の名作です。
👉誰かを思う気持ちは消えないから
ときどき
人そのものが面倒に感じることってありませんか。
もう気を使いたくない。
期待したくない。
傷つきたくない。
だから少し距離を置きたい。
でも本当は
人が嫌いになったわけじゃないんですよね。
誰にも心を開けずにいるうちに、
心の開き方そのものを
忘れてしまっただけかもしれない。
ウォーリーは、孤独の中にいても誰かを思うことをやめません。
ロボットなんですけどね。
ひとりで暮らしながら
小さな宝物を集めたり、
昔のミュージカル映画を何度も見返したり、
誰かと手をつなぐことに憧れたりしています。
その姿を見ていると、
人を求める気持ちは
弱さでも甘えでもないんだと思えてきます。
誰かを大切に思う気持ちや
誰かとつながりたい気持ちは、
簡単には消えてしまわない。
今はまだひとりでいたいとしても、
その気持ちまで手放さなくていい。
ロボットに
こんなことを教えられるのは少し悔しいですが、
この映画をおすすめしたくなる理由はそこにあります。
🎬『ウォーリー』の配信状況|今すぐ見るなら?
『ウォーリー』の主な配信サービス
・Disney+(見放題)
・Amazon Prime Video(レンタル)
・Hulu(レンタル)
※配信状況は変更されることがあります。最新の状況は各公式サイトでご確認ください
誰にも会いたくない夜もあります。
だけど
誰かを思う気持ちまでなくなったわけじゃない。
『ウォーリー』は、
そんな少しややこしい孤独に
寄り添ってくれる映画です。
今夜はロボットに人間らしさを教わってみませんか。
\ 今夜は孤独なロボットに会いにいく /
6.ターミナル|優しい人との出会いが心をほどく
今日は誰とも関わりたくない。
そんな日もあります。
でも、
人を避けていたい気持ちと、
本当は誰かに優しくしてほしい気持ちは
案外同じ場所にあったりするんですよね。
『ターミナル』は、
突然母国を失い
空港から出られなくなった男性を描いた
ヒューマンドラマです。
空港で出会う人たちは様々で
優しくしてくれたり
いじわるだったり。
それでも少しずつ生まれていくつながりが、
不思議とあたたかい作品です。
📒『ターミナル』の簡単なあらすじ
母国で起きた政変により、
アメリカへ入国することも
帰国することもできなくなってしまったビクター。
空港のターミナルで暮らすことになった彼は
言葉や文化の違いに戸惑いながらも、
そこで働く人たちと少しずつ交流を深めていきます。
主演はトム・ハンクス、監督はスティーヴン・スピルバーグ。
クスッと笑える場面も多く、
見終わったあとにやさしい気持ちが残る作品です。
👉人を嫌いになりきれないから
もう人間関係はこりごり。
そう思っていても、
コンビニの店員さんが感じよかっただけで
少しうれしくなったりします。
単純なんですよね、私たち。
『ターミナル』のビクターも、
誰かと仲良くなろうと頑張っているわけではありません。
空港で暮らしているうちに
気になって話しかけてくれる人がいて、
助けてくれる人がいて、
笑い合う相手ができていく。
その様子を見ていると
人とのつながりって
意外とそのくらいでいいのかもしれないと思えてきます。
無理に心を開こうとしなくていい。
社交的にならなくてもいい。
人との距離に少しくたびれた夜は、
このくらいのつながりがちょうどよく見えます。
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『ターミナル』の主な配信サービス
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・Amazon Prime Video(見放題)
・U-NEXT(見放題)
※配信状況は変更されることがあります。最新の状況は各公式サイトでご確認ください
人と関わるのが少し面倒に感じる夜もあります。
それでも
この映画を見ていると、
優しさは意外な場所に
転がっているのかもしれないと思えてきます。
今夜は空港で生まれる
小さなつながりをのぞいてみませんか。
\ 人付き合い、困ったときはトム・ハンクス /
7.シェフ 三ツ星フードトラック始めました|嫌な場所から離れてもいい
人間関係こじれてくると、
自分の我慢が足りないのかなと
思ってしまうことがあります。
もう少し頑張れば
うまくやれたかもしれない。
もう少し我慢すれば
丸く収まったかもしれない。
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』は、
「その場所に居続けることだけが正解じゃない」
と思い出させてくれる映画です。
うまくやることより
自分らしくいられる場所を選ぶ。
その大切さを、
おいしそうな料理や
軽やかなユーモアと一緒に見せてくれます。
📒『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』の簡単なあらすじ
人気レストランで働く一流シェフのカールは、
オーナーとの対立をきっかけに
仕事を失ってしまいます。
行き場をなくした彼は
息子や仲間とともに
フードトラックでの移動販売をスタート。
キューバサンドを売りながら
アメリカ各地を旅する中で、
仕事との向き合い方を見つめ直し、
息子と過ごす時間も取り戻していきます。
見ているだけでお腹が空く料理の数々も大きな魅力。
深夜に見ると危険です(笑)。
👉自分をすり減らしてまで続けなくていいから
合わない場所にいると
だんだん自分がおかしいのかと思えてきます。
本当は嫌なのに合わせてしまう。
言いたいことがあっても飲み込んでしまう。
我慢ばかりしているうちに
相手より先に自分が嫌になってきます。
『シェフ』を見ていると、
「そこまでして続ける必要ある?」
と聞かれているような気分になります。
合わない場所で消耗していたカールは
仕事を失ったあと、むしろ楽しそう。
カールのその姿はかなりうらやましくなります。
好きな料理を作り、
気の合う仲間と笑い、
息子と一緒に旅をする。
しかも毎日
美味しそうなキューバサンドを焼いているんですから。
だから効く。
会社でも、ママ友でも、親戚づきあいでも。
「もう無理かも」
と思いながら踏ん張っている人にこそ、
一度見てほしい映画です。
🎬『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』の配信状況|今すぐ見るなら?
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』の主な配信サービス
・Hulu(見放題)
・Amazon Prime Video(見放題)
・U-NEXT(見放題)
※配信状況は変更されることがあります。最新の状況は各公式サイトでご確認ください
合わない場所で
頑張り続けることだけが正解じゃない。
『シェフ』は
自分にとっての正解はひとつじゃないと、
美味しそうな料理と一緒に教えてくれるような映画です。
今夜はキューバサンドの香りに誘われてみませんか。
\ 今すぐフードトラックの旅に出てみる /
8.海街diary|心地いい距離感の家族もある
家族だから仲良くしなきゃ。
ちゃんと付き合わなきゃ。
そんなふうに考えてしまうことがあります。
でも実際は
近すぎると疲れることもあるし、
わかり合えないことだってあります。
『海街diary』は、
近すぎる人間関係の
難しさを知っている作品です。
べったり仲良しではないけれど
困ったときにはちゃんとそばにいる。
あったかくも冷たくもない距離感が
この映画には流れています。
それでも一緒に暮らしているうちに、
いつの間にか自分の居場所ができてる。
その「居場所」を
認め合ってる空気がなんとも心地いい映画です。
📒『海街diary』の簡単なあらすじ
かつて自分たちを捨てて
家を出て行った父の葬儀で、
三姉妹は異母妹のすずと出会います。
彼女を鎌倉の家へ
迎え入れたことから、
四姉妹の新しい暮らしが始まります。
しっかり者の長女、
自由奔放な次女、
マイペースな三女、
そしてまだ中学生のすず。
性格はバラバラですが
一緒にご飯を食べて、
笑って、
ときにはぶつかりながら
同じ時間を重ねていきます。
鎌倉の風景や四季の移ろいも美しく、
見ているだけでその町に住んでみたくなります。
👉無理をしない関係にも温かさはあるから
人間関係は
ちゃんとやろうとすればするほど
難しく感じることがあります。
家族だからわかり合えるはず。
親しい人なら気を使わなくていいはず。
そう思って頑張ってきた人ほど、
どこかで息苦しさを抱えてしまう。
『海街diary』をすすめたいのは、
そういう「ちゃんとやってきた人」にこそ
届く映画だからです。
四姉妹は、仲良しを演じているわけではありません。
距離が近い日もあれば
あえて深く踏み込まない日もある。
言わないこともあれば
わかり合えないまま流れていく時間もあります。
それでも関係は途切れない。
無理に修復しようとしなくても、
壊れていかない関係がそこにあります。
ちゃんと向き合おうとして
疲れてしまった人ほど、
この「力の抜けたつながり」に救われるはずです。
家族でも、友人でも。
関係を続けることに少し疲れてしまったときに
一度見てほしい映画です。
🎬『海街diary』の配信状況|今すぐ見るなら?
『海街diary』の主な配信サービス
・Amazon Prime Video(見放題)
・U-NEXT(見放題)
・Netflix(見放題)
※配信状況は変更されることがあります。最新の状況は各公式サイトでご確認ください
静かだけれど
確かに残るものがある映画です。
鎌倉で過ごす四姉妹の時間は、
わかり合えないことを無理に埋めようとはしません。
距離があるままでも
一緒に食卓を囲み、
同じ家で日々を重ねていきます。
その関係が
少しだけ今の自分の人付き合いを
楽にしてくれます。
今夜は鎌倉の時間に、少しだけ身を預けてみませんか。
\ 鎌倉の四姉妹を見たくなったらこちら /
9.ノマドランド|ひとりで生きることは、負けじゃない
「ちゃんとした生活」って、なんなんでしょうね。
会社に勤めて
家を持って
毎日同じ場所に帰ること。
それが当たり前ですよね。ふつうは。
『ノマドランド』は
そこから少し外れた場所で生きる人たちを描いた映画です。
決して明るい話ではないですが
不思議と悲壮感だけで
押しつぶしてくる作品でもないんです。
車で移動しながら働き、
季節ごとに場所を変えながら暮らしていく人たち。
そこには「選んだ」というより
「そうなった」という現実も混ざっています。
彼らは、自分なりのやり方で今日を過ごす。
世の中の「正しい暮らし」から
少しはみ出してしまった人を、
ただ責めたりはしません。
むしろ
「それでも生きていくしかないよね」
と、静かに横に座ってくるような映画です。
ひとりでいることに
不安を感じる夜ほど、
この映画の静けさはじわじわ沁みてきます。
人生のスピードを少し落としたくなったときに
そっと見てほしい作品です。
📒『ノマドランド』の簡単なあらすじ
夫を亡くし、
リーマンショック後の経済悪化の影響で
長年住んでいた
ネバダ州の企業城下町の住みかも失った女性・ファーン。
彼女はキャンピングカーに
最低限の荷物とわずかな思い出を積み込み、
車で生活しながら各地の季節労働を渡り歩く道を選びます。
働く場所は
砂糖工場や配送センター、
観光地の裏方作業などさまざまです。
同じように車で暮らす人々=「ノマド」たちと出会い、
仕事をしながら生活を共有し、
ときに助け合いながら日々を過ごしていきます。
広大なアメリカの自然を移動し続ける中で、
彼女は
「どこかに属さない生き方」と
向き合っていくことになります。
👉自分のペースで生きる強さを思い出せるから
『ノマドランド』は、
頑張ることに疲れてしまった人にとって
「生き方の正解はいくつもあるんだ」
と思い直すきっかけになる映画です。
仕事のこと、
生活のこと、
人との関係。
全部をうまくやろうとすると、
息が詰まりそうになる瞬間があります。
ちゃんとしている人ほど、
周りに迷惑をかけないように、
期待に応えようとしてしまうものです。
でも人生には、
どう頑張っても予定どおりにいかない時期があります。
『ノマドランド』の主人公・ファーンも、
自分で望んだわけではない喪失を経験し、
それまでの暮らしを手放すことになりました。
彼女の生活は決して楽ではありません。
その日の仕事を探し、
車の中で眠り、
また次の場所へ向かう。
安定とはほど遠い毎日です。
それでも彼女は、
誰かと比べることなく、
自分のペースで今日を生きていきます。
その姿を見ていると
「ちゃんとできていない自分」
ではなく、
「今の自分なりによくやっている」
という見方もできるのかもしれない。
そんな気持ちが少しずつ湧いてきます。
人付き合いに疲れた夜は、
つい周りと自分を比べてしまいます。
でもこの映画は、
「急いで答えを出さなくてもいい」
と静かに教えてくれます。
今の自分の歩幅のままで、
人生を続けていけばいい。
そう思わせてくれる作品です
🎬『ノマドランド』の配信状況|今すぐ見るなら?
『ノマドランド』の主な配信サービス
・Disney+(見放題)
・Hulu(レンタル)
※配信状況は変更されることがあります。最新の状況は各公式サイトでご確認ください
『ノマドランド』は、
見終わったあとにすぐ感想を言葉にできる映画ではありません。
ただ、
数日後ふとした瞬間に
ファーンの姿を思い出すことがあります。
人と同じペースで生きられない日があってもいい。
少し遠回りしてもいい。
そんなふうに
自分にかける言葉が少しだけ優しくなる作品です。
\ ちゃんとした暮らしって何だろうと思ったらこちら /
10.エンパイア・オブ・ライト|それでも人は、誰かの光になれる
海辺にある古い映画館。
そこは、
どこか少しだけズレた人たちが働いている場所です。
ちゃんと仕事はしているのに、空気が噛み合わない人。
笑顔で接客しているのに、目の奥はどこか疲れている人。
必要以上に距離を詰めてしまって、あとから後悔している人。
映画館はそんな人たちを抱えたまま、
今日も普通に営業しています。
チケットを売って、客を入れて、映写機は回る。
そこで働くヒラリーは
周囲とうまく距離を取れないまま、
日々をやり過ごしています。
誰かと関わるたびに少しずつ消耗して、
それでも完全には一人になりきれない。
映画館では毎日いろいろな出来事が起きます。
うまく言葉がかみ合わないまま終わる会話もあれば、
何気ない一言で空気が変わってしまう瞬間もある。
それでも人はそこに戻ってきて
仕事を続けていきます。
そんな場所の中で、
何かが変わっていくのかどうかを
この映画は静かに見せていきます。
📒『エンパイア・オブ・ライト』の簡単なあらすじ
舞台は1980年代、
イギリスの海辺の町にある
古い映画館「エンパイア・シアター」。
そこで働くヒラリーは、
精神的な不調を抱えながらも
受付として働いています。
日々の仕事は淡々としていながらも、
同僚との関係や客とのやり取りの中で
思い通りにいかない現実に
向き合うことが多くなっていきます。
ある日
新しく雇われた青年スティーヴンとの出会いをきっかけに、
彼女の生活や心のバランスは
少しずつ揺れていきます。
映画館という場所を中心に、
そこで働く人々の関係や
それぞれが抱える孤独や葛藤が描かれていきます。
👉少しだけ人を信じてみたくなるから
人付き合いって
だんだん雑に扱いたくなることがあります。
傷つくのも嫌だし、
気を使うのも疲れる。
だったら最初から
距離を取っていた方が楽だと思う日もあります。
『エンパイア・オブ・ライト』の主人公・ヒラリーも、
決して人との関わりが得意な人ではありません。
むしろ、
うまく生きられない苦しさを抱えながら
毎日をやり過ごしています。
誰かに理解されたい。
でも近づきすぎるのも怖い。
そんな矛盾した気持ちは
きっと多くの人が経験したことがあるはずです。
この映画に出てくる人たちは
特別に優しいわけでも
完璧に分かり合えるわけでもありません。
それでも
ほんの少しの思いやりや
何気ない言葉に救われる瞬間があります。
物語の中で
「人との関わりも悪いものばかりじゃないのかもしれない」
と思える場面が、
静かに積み重なっていきます。
人付き合いに疲れた夜ほど、
誰かを信じることが難しくなります。
それでもこの映画は、
無理に人を好きにならなくてもいい。
もう少しだけ心を閉じずにいてもいい。
そんな気持ちを残してくれる作品です。
🎬『エンパイア・オブ・ライト』の配信状況|今すぐ見るなら?
『エンパイア・オブ・ライト』の主な配信サービス
・Disney+(見放題)
・Hulu(レンタル)
※配信状況は変更されることがあります。最新の状況は各公式サイトでご確認ください
映画館という場所には
いろいろな人が集まります。
元気な人もいれば、
誰にも言えない悩みを抱えている人もいる。
『エンパイア・オブ・ライト』は
そんな人たちが同じ場所で時間を過ごす物語です。
誰かを理解することは難しいし、
自分を理解してもらうことも簡単ではありません。
それでも
ほんの少しの優しさが救いになることがあります。
人付き合いに疲れてしまった夜は
無理に前向きにならなくて大丈夫です。
ただこの映画を見ながら、
「人とのつながりも、悪いことばかりじゃないかもしれない」
そんな気持ちになれたら十分です。
\ 誰かの光を、少しだけ信じたくなったらこちら /
今夜は、少しだけ人から離れてもいい
人付き合いに疲れた夜は、映画に気持ちを預けてみる
誰かを嫌いになったわけじゃない。
でも少しだけ距離を取りたい。
そんな夜もあります。
今回紹介した
『ウォーリー』や
『ノマドランド』や『エンパイア・オブ・ライト』は
無理に前向きにならなくてもいい映画です。
答えをくれるわけではないけれど
今の気持ちをそのまま受け止めてくれる。
そんな作品に出会いたいなら、
今夜はDisney+をのぞいてみてください。
\ 今夜は映画に気持ちを預けてみる /
ほかにも、心を休ませてくれる映画を探すなら
今回紹介した作品の中には、
『パターソン』
『かもめ食堂』
『アメリ』
『ターミナル』など、
Huluで見放題になっている作品もあります。
「これ気になるな」
と思った作品があったなら、
まずはHuluをのぞいてみるのもおすすめです。
また、Amazon Prime Videoは
映画のラインナップがとても豊富です。
その日の気分に合わせて作品を探したい人や、
普段からAmazonを利用している人にも使いやすいサービスです。
人付き合いに疲れた夜は、
無理に何かを頑張らなくて大丈夫。
映画を一本選んで、
少しだけ自分のための時間を過ごしてみてください。
\ 気になった作品を今すぐ見てみる /
\ 今夜の一本をゆっくり探してみる /
まとめ|人との距離を少し変えてみたくなったら
誰とも話したくない夜があります。
スマホを見るのも疲れるし、
返事を考えるのもしんどい。
そんな日は
何もしないで映画を見ていてもいいと思います。
今回紹介した作品の中に
今の気分に合いそうな一本があったならうれしいです。
映画を見たからといって、
明日から急に人付き合いが楽になるわけではありません。
でも
「ああ、こういう人もいるんだな」
とか、
「自分だけじゃないのかもな」
とか。
そんなふうに思えるだけで、
少し違う夜になることがあります。
映画は答えをくれるものではありません。
ただ、
考えるきっかけをくれることがあります。
もし今回の記事が
次の一本と出会うきっかけになったなら幸いです。
そして、
まだ映画を探してみたいと思ったら
Disney+とHuluのセットプランものぞいてみてください。
今の気分に合う作品が
まだどこかで待っているかもしれません。
\ 今の気持ちに寄り添う映画をもっと探してみる /
次はこんな気分の夜に
また自分ばかり責めてしまう夜がきたら、
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