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「薬屋のひとりごと」レビュー|40代・50代女性こそハマる!知性と自分軸が光る、大人のための極上アニメ

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ハマりすぎて原作小説一気に読破した私、もはや笑えないレベル!

「好きなことに夢中になりたい」「人目を気にせず、自分の信じる道を進みたい」——そんな想いを心のどこかに抱えている40代・50代のあなたにこそ観てほしい、TVアニメ『薬屋のひとりごと』

土曜の深夜、テレビをつけっぱなしにしていたら偶然目に入ってきたアニメ。

なんとなく眺めていたはずが、いつの間にやら手が止まり、目が離せなくなり……気づけばドはまり。
もともと謎解き要素のあるストーリーが大好きだったこともあり、サブスクの見放題で1話目から観なおしてみると「ここに伏線あったの!?」と驚き唸らされる場面が出るわ出るわ!
その脚本の緻密さに心を奪われ、気づけば原作小説も最新の16巻まで読破してしまったほど。

今回はそんな『薬屋のひとりごと』の魅力を、人生を切り拓こうとする大人の女性に向けて徹底レビュー!

謎解き・お笑い・恋愛・政治的暗躍……多彩な要素が詰まったこの物語が、あなたの毎日に刺激と癒し、そして少しの勇気を与えてくれるはずです。

「好きなことに夢中になりたい」「人目を気にせず、自分の信じる道を進みたい」——そんな想いを心のどこかに抱えているあなたにこそ、観てほしいアニメなんです。

大人の女性にこそ観てほしい後宮ドラマ!『薬屋のひとりごと』とは?

『薬屋のひとりごと』は、日向夏(ひゅうが・なつ)原作によるライトノベルをアニメ化した作品。

舞台は架空の中華風帝国。皇帝のお妃たちが住まう花園で起きる謎や事件をめぐる後宮ミステリー。
薬師の少女・猫猫(マオマオ)が、知識と観察眼を武器に、後宮内外で起きる不可解な事件を次々と解決していく物語です。

アニメ第1期は2023年10月〜2024年3月まで放映され、話題沸騰。

そして現在放送中の第2期は、2025年1月10日より日本テレビ系「FRIDAY ANIME NIGHT」で毎週金曜23時から放映されています(金曜ロードショー終了の時間次第なので30分から40分遅くなることもよくあります)。

📌 ジャンルはミステリーだけど、それだけじゃない!

  • 毒と薬の知識を駆使する知的な推理劇
  • 宮廷の政治的陰謀
  • 絶妙なラブストーリー
  • クスッと笑えるギャグ要素も満載

🧪まさに“大人のための知的エンタメ”。

そして最大の魅力は、自分を曲げずに凛と生きる猫猫の姿です。
これは40代・50代の私たち世代にこそ、深く刺さるテーマなのではないでしょうか。


主人公・猫猫に学ぶ「人目を気にしない生き方」

猫猫は、決して“華やか”でも“可憐”でもない地味なヒロイン。
だけど、そこがいいんです。

彼女は幼い頃から花街(江戸時代の吉原のような所)で育ち、薬師としての知識を叩き込まれてきました。
そのため、後宮に連れてこられても取り乱すことなく、自分の興味と信念をもとに生き抜いていきます。

🧪 人に媚びない。流されない。ブレない。

周りがどうであろうと自分の観察と分析、そして「これは間違っている」と思えば、たとえ皇族や高官相手でもズバッと指摘してしまうんです。

「やれやれ、面倒なことになったな」
(↑あくまで淡々としてるのがまた、かっこいい!)

そんな猫猫の生き方に、私は何度も心を動かされました。
「誰かの目なんてどうでもいい。私は私でいい」——そう思わせてくれる、まさに“自分軸”の象徴なんです。


物語の魅力その1「緻密な伏線と知的な謎解き」

私がこの作品にハマった最大の理由がここ。物語の随所に張り巡らされた伏線が後のエピソードで鮮やかに回収される快感……これこそ『薬屋のひとりごと』の真骨頂です。

猫猫は薬学の知識と冷静な思考力を武器に、事件の真相を推理していきます。その過程で描かれるのは、決して派手なバトルではなく、言葉や観察、状況分析による"静かな戦い"。これがたまらなく知的で、美しいのです。


思わず惚れそう!? 壬氏(ジンシ)という謎めいた存在

そして、もう一人の大事なキャラクターが「壬氏(ジンシ)」。
一見、完璧すぎる美男子。
女性にも男性にもモテモテで、後宮ではまさに「みんなの王子様」的な存在です。

でもね、そんな彼が猫猫の前では、まるで別人みたいになるんです。

😳「え? その表情、誰にも見せてないでしょ……?」

猫猫のことが気になって仕方ないのに、猫猫は塩対応(笑)。
この絶妙な温度差がたまらなく愛おしい。
じれったいのに、応援したくなる二人の関係。
“大人の恋”の距離感が、心地よい緊張感を生み出しています。


物語の魅力その2「笑えるのに品がある絶妙なユーモア」

シリアスなストーリーだけではなく、笑いの要素もたっぷり。
しかもそれが下品にならず、品のあるユーモアとして描かれているのが好印象。

例えば、猫猫の飄々とした言動や、壬氏(ジンシ)との掛け合いは思わず吹き出してしまうほど。
どこか「自分をよく見せようとしない」猫猫の姿勢には、共感と爽快感を覚えるはず。


第1期&第2期のストーリーをざっくり紹介

🔍第1期:薬師の少女、後宮で謎を解く!

✨ 観ていてスカッとする謎解きと、人間ドラマの深みが両立!

物語の始まりは、ある意味とても地味で現実的。
猫猫(マオマオ)という少女が人さらいにあって、なんと皇帝の後宮で下働きさせられるところからスタートします。

でも彼女、ふつうの娘じゃないんです。
花街で育ち、幼いころから薬の知識をたたきこまれた筋金入りの薬師。
どんな毒も見抜く冷静さと好奇心のかたまりのような性格で、彼女は後宮で次々に起こる“不穏な出来事”を誰にも気づかれぬうちに解き明かしていきます。

「どうして皇子たちが次々に体調を崩すのか?」
「侍女が突然亡くなった本当の理由は?」
——そんなミステリアスな謎が毎話ごとに提示されて、テンポよく解決されていくのが痛快!

しかも、ひょんなことから美貌の宦官・壬氏(ジンシ)に目を付けられてしまい……。

「恋?」かと思えば、そう簡単には進まない。ふたりの不器用な関係にも妙にドキドキ。

そして美貌の宦官・壬氏との出会いが、彼女の運命を少しずつ変えていく……。


物語の魅力その3「不器用な恋愛模様に心がゆれる」

大人になると、直球のラブストーリーよりも心の奥をじんわりと刺激する"気づきにくい想い"に惹かれるもの。

猫猫と壬氏の微妙な距離感はまさにそれ。
言葉にしない、でも確かにある想い。視線、態度、些細な行動から伝わってくる「もしかして……?」の余韻。
大人の女性だからこそ、この不器用な関係にぐっとくるのではないでしょうか。

🐉第2期:後宮の外へ。猫猫が“真実”の渦へ巻き込まれていく

第2期では、後宮の外、宮廷の中枢や軍部、政治の闇へと物語がスケールアップ!

後宮の中だけではなく、政(まつりごと)の世界へと猫猫の視野が広がっていきます。

後宮での活躍が皇帝や高官の目に留まり、猫猫はさまざまな重要人物と関わるように。
ここからが本当に面白いところなんです。

壬氏の正体、猫猫の政治的価値、皇族の隠された因縁……すべてが少しずつ明らかになっていきます。

📌「なぜ、壬氏はそこまで猫猫にこだわるのか?」
📌「猫猫の政治的利用価値とは?」
📌「皇族たちの間にうごめく陰謀の正体は?」

あのとき伏線だったアレが、ここで繋がるの!?と何度も叫びたくなる展開の連続。
私自身、見放題で何度も観返しては「え、これってもしかして…」と新たな発見の連続です。

登場人物が見せるほんの一瞬の表情のカットや何気ないセリフなど、アニメならではの表現でかなり緻密に伏線が張られています!
何度も観なおして伏線を探すのもとっても楽しいですよ。

政治的な駆け引き、人の欲望、血筋にまつわる重たいテーマが絡み合いながら、猫猫は相変わらず冷静に、でも時に感情を揺らしながら真実を見つめていきます。

そして……壬氏との関係にも、ついに“ある転機”が。
(これ以上は言えません、観てください!)

毎話ごとに驚きと発見の連続で、観返せば観返すほど深くなる構成は、まさに“緻密な脚本”の真骨頂です。


物語の魅力その4「女性が自分らしく生きるヒントがある」

猫猫は他人の目をまったく気にせず、自分の興味・関心に忠実に生きています。
人にどう見られるかではなく、自分がどう在りたいかを大事にする彼女の姿勢は、まさに「自分軸」で生きるロールモデル。

40代・50代になってもなお「こうあるべき」「女性らしく」という社会の圧に悩む私たちに、猫猫の生き方は大きなヒントを与えてくれます。


あなたの好奇心が目を覚ます——謎解きの魅力

🔍 一見地味に見えて、実は頭脳戦。

猫猫の観察眼は、私たち大人世代の女性が持つ「観察力」「生活知識」「読解力」にグサッとくる心地よい知的刺激があります。

📌猫猫がどんな方法で毒を見抜くのか?

📌なぜこの人物は病気になったのか?

📌“香”や“薬草”の知識がどう伏線になるのか?

🧠 観ているうちに、「私だったら気づけたかな?」なんて自問してしまうほど。

物語の魅力その5「後宮という閉鎖社会に広がる“政治の闇”」

後宮という舞台は、美しさや華やかさだけではありません。そこには命を賭した陰謀や策略が渦巻いています。

本作では、権力闘争や派閥争いなど、社会の構造そのものが描かれます。
猫猫がその中でどう立ち回るのか、という点もスリリングで見逃せません。


爆笑もシリアスもOK!感情を揺さぶる演出力

🎭 ギャグとシリアスのバランス感覚が抜群!

いつもの美しい作画から、突如ギャグ漫画のような2頭身のキャラに変貌したり。
笑えるところの出現のタイミングとバランスが絶妙!
まさに「匠の技」を見るようです。

📌猫猫のボソッと毒舌:「うさんくさ…」が最高(笑)

📌壬氏の顔芸(?)や崩れた態度にクスッ

📌でも時に、涙が出そうになる切ない回も…

疲れてるときでもボーっと観られるし、元気なときは一気見できちゃう。
“気持ちに合わせて観られる”柔軟さも、人気の理由じゃないかと思えます。

物語の魅力その6「大人世代にうれしい“観やすさ”と“奥深さ”」

アニメだからといって侮るなかれ。
絵の美しさ、演出の緻密さ、音楽の品の良さなど、すべてが高クオリティ。

視覚的にも耳にも心地よく、物語は奥行きと深みを持ち、人生経験を重ねてきた大人だからこそ理解できる"味わい"があります。


原作小説・漫画・アニメの“3段ハマり”構造がすごい

📚 原作小説『薬屋のひとりごと』(日向夏著)は、2025年2月末時点で発行部数シリーズ累計4000万部を超えるメガヒット作品!
(※株式会社イマジカインフォス発表より)

📖 漫画は2系統あり:

  • 【サンデーGX版】作画:倉田三ノ路(やや骨太な絵柄)
  • 【ビッグガンガン版】作画:ねこクラゲ(やわらかめの絵柄)

どちらも原作に忠実で、ファンから高評価。
アニメでハマった人が原作に手を出す、いわゆる“逆輸入型”ハマり方が多い作品です。

物語の魅力その7「原作・漫画・アニメ——広がる世界観」

日本最大級のWeb小説投稿サイト「小説家になろう」への投稿から始まった日向夏さんの「薬屋のひとりごと」。
話題となり単行本が発行されるや、あれよあれよという間に大ヒット。

小説でイメージしていたものが漫画でビジュアル化され、アニメで声優さんたちの演技と音楽でさらに命が吹き込まれ、ますますその世界観が広がり続けているようです。
Webに投稿された後に小説として作者の加筆・修正がされるため、「小説家になろう」と発行された小説の内容は異なるところもあり、どちらも行ったり来たり読み返すファンや、漫画→アニメ→小説→Webと周回するファンも多数!

私は原作小説「薬屋のひとりごと」(ヒーロー文庫)の既刊16巻まですべてを読破しましたが、そのストーリーはアニメよりもさらに奥深く、猫猫の過去や複雑な人間関係がより詳細に描かれています。
小説を読んだあと、またアニメを見ると表現の違いなどを味わえて、ドはまり無限ループとなっています。

まとめ|挑戦したい大人女性の背中を押すアニメ

「私の好きを信じていい」って教えてくれる物語

『薬屋のひとりごと』を観て思ったこと。
それは、**「自分の感性を信じて生きるって、カッコイイ」**ということ。

猫猫のように、誰かに媚びることなく、
自分の得意や好きを信じて、一歩踏み出す勇気——
この物語は、そんな背中をそっと押してくれます。

このアニメ作品の中には知性・勇気・愛・ユーモア・政治・美しさ……多くの要素が凝縮されていて、観る人の心に深く届きます。
そして何より、猫猫という存在が「自分に対して正直に生きる」ことの大切さを教えてくれるのです。

もしあなたが今「一歩を踏み出す勇気が欲しい」と感じているなら、ぜひこのアニメを観てみてくださいね!


📺放送・配信情報(2025年6月現在)

地上波放送:日本テレビ系「FRIDAY ANIME NIGHT」毎週金曜23時~

  • 第1期 放送期間:2023年10月〜2024年3月(全24話)
  • 第2期 放送期間:2025年1月10日〜2025年7月4日(全24話)

✅見放題配信サービス(リンクつき)

💡 迷ってるなら、まず1話だけ観てみてください。
きっとあなたも「こんなアニメ、知らなかった!」って、私みたいに夢中になりますよ♪

あなたの人生に、猫猫のような知性としなやかさが灯りますように——。

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